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浜岡原発の廃止求め提訴 原告団に城南信金理事長ら(FGW)

2011-07-01 14:49:09

東海地震の想定震源域の静岡県御前崎市に立地する中部電力浜岡原子力発電所の廃炉を求め、地域住民や弁護士などが1日、原発を運営する中部電力を相手どって、運転終了などを求める訴えを静岡地裁に起こした。

 原告団には、地元住民などのほか、反原発姿勢を明確にしている城南信用金庫(東京)の吉原毅理事長なども加わっている。報道によると訴状では、同原発は大地震時の津波対策が不十分で、安全性が確保できないと指摘している。すでに中部電力では同原発の1、2号機を廃炉手続きに入っているため、訴訟では1,2号機を除く3~5号機の廃止と、さらに福島事故の解決を長引かせる原因となっている使用済み核燃料棒(1~5号機全体)の安全性確保のための措置をとること求めている。