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「福島の廃炉・浄化には、これから数十年かかる」IAEAの天野事務局長が明言（各紙）

2013-05-22 00:00:02

yukiya_amano_130x180
yukiya_amano_130x180各紙の報道によると、国際原子力機関（IAEA)の天野之弥事務局長は、ロシアで開いた世界原子力発電事業者協会（WANO)の総会で発言し、日本の東京電力福島第一原子力発電所の事故について、「事故原発の廃炉作業や、放射能で汚染された周辺地域の除染・浄化作業が終わるのには、今後、数十年かかる」との見通しを語った。

 

WANOの会合は、「フクシマの教訓を学ぶ」など、3つのテーマに沿って、世界の原子力関係者が議論を進めた。総会では、世界で450基に上る稼働中の原発の安全運転や、リスク管理方法などについて、各国専門家が議論を重ねた。