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東電福島原発事故、山形と新潟で7月、国と東電相手に損害賠償提訴 群馬も9月 (各紙)広がる東電原発訴訟

2013-06-09 21:42:59

残念だが、江戸前のウナギは危険なのだ。
fukushimajustice96958A9C93819499E3E3E2E3978DE3E3E2E4E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2-DSXBZO4244847011062012I00001-PB1-3各紙の報道によると、東京電力福島第1原発事故によって、福島県から山形、新潟両県に避難を強いられている被災者たちが、精神的苦痛や経済的負担を強いられたとして、東京電力と国を相手に、損害賠償訴訟を起こすことが分かった。請求額は1人当たり1100万円の損害賠償など。7月23日に山形、新潟両地裁に集団提訴する。

同じように、群馬県に避難している被災者たちも、9月上旬をめどに前橋地裁へ同様の損害賠償請求の訴訟を提起する準備を進めている。この3県の原告団は、連携して訴訟を進める方針という。

新潟弁護団の二宮淳悟弁護士によると、新潟県では6月末までに、訴訟参加を希望する被災者で原告団を結成する。県内ではすでに約80世帯が参加を決めているという。当初は6月中旬の提訴予定だったが、希望者が予想外に多く、時期をずらしたという。

 福島原発事故の被害補償と自己責任を問う訴訟は、今年3月に、被災者千六百五十人が千葉、東京、福島の各地裁と福島地裁いわき支部に起こしている。計五十三億六千万円に上る損害賠償のほか、原発周辺地域での空間放射線量を事故前の状態に戻すことを求めている。
また福島県下でも南相馬市や浪江町などの避難者14世帯26人が帰還困難となり精神的苦痛を受けたとして、慰謝料の他、避難先での生活再建を目的として、約3600万円の土地と建物の賠償を求めている。請求総額は約7億7000万円に上る。