HOME11.CSR |ホンダ、GMと環境技術で提携 独自路線を転換 燃料電池車の共同開発を柱に(各紙) |

ホンダ、GMと環境技術で提携 独自路線を転換 燃料電池車の共同開発を柱に(各紙)

2013-07-02 11:43:23

hondaimages
hondaimages各紙の報道によると、ホンダと米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は1日、環境技術の開発・実用化で提携すると発表した。提携の柱は、次世代エコカーと目される燃料電池車(FCV)の共同開発になるとみられている。2日朝(日本時間2日夜)に両社が米ニューヨークで記者会見を開き、詳細を明らかにする。

 環境技術開発は巨額の投資が必要なため、自動車大手は世界的な提携関係を強化し、競争を展開している。ホンダはハイブリッドのほか、電気自動車、燃料電池車などで、これまで独自路線をとってきたが、グローバル市場での競争力を高めるために、独自戦略を転換する形となる。FCV普及の前提となる水素充填拠点(水素ステーション)などのインフラを米国で整備するには、GMの本格参入が不可欠と判断したとみられる。

 ホンダはGMと提携することでコストを抑えながら、新技術の開発を加速させる狙い。記者会見にはホンダの岩村哲夫副社長、GMのガースキー副会長が出席する予定。