HOME13 原発 |福島県・塙町の「木質バイオマス発電施設」計画凍結 焼却による放射性物質発生を懸念 町長が表明(福島民友) |

福島県・塙町の「木質バイオマス発電施設」計画凍結 焼却による放射性物質発生を懸念 町長が表明(福島民友)

2013-09-06 13:33:06

bioimage22
bioimage22福島県塙町の菊池基文町長は5日、町が同町東河内字一本木に建設予定の木質バイオマス発電施設の整備計画を当面、凍結する方針を明らかにした。計画をめぐっては、放射性物質による健康被害などを懸念する町民らが反対運動を展開しており、双方の意見は平行線をたどってきた。

森林整備や東京電力福島第1原発事故を受けた再生可能エネルギー導入推進につながる事業だけに、同様の施設整備に影響を与えかねず、町は今後、福島県と対応を検討していく考え。

 
 菊池町長は計画を一時見合わせた理由として、放射性物質を含む稲わらなどを焼く同県鮫川村の仮設焼却施設で先に発生した事故を挙げた。事業を進める環境省の施設で、点検ミスにより先月、施設の一部が破損した。

 

菊池町長は、鮫川村の仮設焼却施設事故に関して、環境省に4日、事故原因の究明や再発防止を求めたことを明らかにした上で、「事故が町民に不安を抱かせる結果となり、凍結せざるを得ないと判断した」と説明した。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0906/news8.html