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古川康佐賀知事 「メールやネットもある」 と九電に示唆(各紙)
2011-08-01 15:37:15
各紙の報道によると、佐賀県の古川康知事は1日、九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働を巡る「やらせメール」問題で、社内での検討の場で、、「再稼働を容認する経済界の声を出していくことも必要」などとし、「声の出し方としてメールやネットというやり方もある」と述べていたことを明らかにした。社内での検討は、国主催の説明会前の6月21日に九電の段上守副社長(当時)らと行った。実質的に九電とのトップ会議で、やらせメールを広める方法論まで議論していたことになる。
古川知事は、これまで「やらせメールを依頼したわけではない。言葉が過ぎ、軽率だった」と発言していた。しかし今回、意見表明の手段についてまで、事前にトップ会談で打ち合わせていたことになる。メール問題を調査している九電の第三者委員会の郷原信郎委員長は同日の記者会見で、「こうしたトップの意向が、問題の引き金になった可能性は十分にある」と指摘している。
古川康氏の略歴
古川知事は、これまで「やらせメールを依頼したわけではない。言葉が過ぎ、軽率だった」と発言していた。しかし今回、意見表明の手段についてまで、事前にトップ会談で打ち合わせていたことになる。メール問題を調査している九電の第三者委員会の郷原信郎委員長は同日の記者会見で、「こうしたトップの意向が、問題の引き金になった可能性は十分にある」と指摘している。
- 2005年以来、九電幹部から毎年個人献金を受領
古川康氏の略歴
- 1958年(昭和33年)7月15日 – 佐賀県唐津市に生まれる
- 1974年(昭和49年)4月 – ラ・サール高校入学 ラグビー部に所属
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1977年 (昭和52年)4月 – 東京大学文科一類入学
- 1982年(昭和57年)4月 – 自治省(現・総務省)入省 財政局指導課に配属
- 1999年(平成11年)4月 – 長崎県商工労働部長
- 2001年(平成13年)4月 – 長崎県総務部長
- 2003年(平成15年)1月 – 長崎県及び総務省を退職
- 2003年(平成15年)4月13日 – 佐賀県知事選挙に当選(無所属、自民党支持)
- 2007年((平成19年)4月8日 – 佐賀県知事選挙に再選(無所属、自民党推薦)
- 2011年((平成23年)4月10日 – 佐賀県知事選挙に三選(無所属、自民党・公明党推薦)