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放射性物質拡散を空から測定、1都21県に拡大(各紙)

2011-08-23 15:55:11

 各紙の報道によると、文部科学省は22日、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質の拡散状況を、航空機を使って測定する調査を、これまでの福島県や宮城県等の原発から半径約120キロ目劣る圏に限定していたが、新たに青森県から愛知県の1都21県に広げると発表した。120キロ圏以外でも高い線量が相次いで観測されたことへの対応。

 

 また航空機観測で使用する測定器は、従来の原子力安全技術センターと米エネルギー省からの装置のほか、新たに日豪の地質調査会社からも装置を借りて搭載、合計4台とする。観測結果は、文科省のホームページで結果を公表する。