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土壌汚染地図を作成=34地点で高濃度セシウム-HPで公表・文科省(時事)

2011-08-30 12:49:36

文部科学省は30日までに、東京電力福島第1原発から半径100キロ圏内の土壌に含まれる放射性セシウムの濃度地図を作成した。最も高かったのは、原発のある福島県大熊町の採取地点で、1平方メートル当たり約2946万ベクレル(セシウム134と137の合計)。

原発の北西方向約30キロに、濃度の高い地点が広がっていた。地図は同日午後、同省のホームページで公開。今後の除染作業や住民の被ばく線量把握などに活用する。

 文科省は研究機関や企業などの協力を得て、6月6~14日と、同27日~7月8日の間に調査を実施。原発から80キロ圏内は2キロ四方、80キロ圏外は10キロ四方の区画に分け、それぞれの区画から5カ所ずつ、計約2200地点で地表から深さ5センチの土を採取し分析、結果を地図上に示した。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011083000364