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原発警戒区域内の牛1000頭以上 農家の管理離れ野生化(河北新報) 簡単に殺すな!

2011-08-31 17:47:26

福島県は30日、殺処分の進む福島第1原発から半径20キロの警戒区域内の家畜のうち少なくとも千頭以上の牛が、農家の管理を離れ区域内で野生化していることを明らかにした。県が今後、殺処分を進める。
 県によると、区域内の家畜は原発事故前の昨年8月時点で、牛約3500頭、豚約3万頭、鶏約44万羽。県は今月18日までに、牛59頭、豚2996頭、鶏367羽を筋弛緩(しかん)剤で安楽死させるなどし、これを含め同意を得た農家の牛170頭、豚2997頭、鶏525羽の死骸を処分した。

 同意書を提出していない農場でも餓死が相次いでおり、豚と鶏はほぼ全てが死んだとしている。

 一方、千頭以上の牛が農家の管理下を離れながら死骸が見つかっておらず、県はこれらの牛が警戒区域内で野生化しているとみている。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110831t61008.htm