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大東建託、電力小売り参入 太陽光パネル付き自社賃貸物件入居者に割安電力提供 (各紙) 

2014-09-07 00:17:47

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daitokentaku2無題各紙の報道によると、賃貸住宅大手の大東建託が電力小売事業に進出する。全国の自社アパートの屋根に設置した太陽光パネルを活用し、2016年にも自社物件の入居者に、割安な電気を売るビジネスを展開する。

同社は建設したアパートの所有者から屋根スペースを有料で借り、太陽光発電事業を展開している。これまでは固定価格買い取り制度(FIT)を活用して、全量を電力会社に販売してきた。今後は、電力会社への売電ではなく、アパートの入居者へ売電することによって、同社のアパートの魅力向上につなげるという。

 

同社は現在、約4300棟に最大出力5万4000kW分のパネルを保有している。小売電気代は地域の電力大手よりも5%程度安くなる見通し。電気代の負担が少ないアパートとして入居者の獲得につなげていく。daitokentaku無題

電力小売事業展開のため、グループ内に大東エナジー(東京・港)を設立した。電力小売りが解禁される2016年をめどに、太陽光パネルを搭載するアパートの数を現在の倍以上の1万棟まで増やすという。出力は13万kW程度まで拡大する見通し。

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