HOME |NEC ネッツエスアイ、ミャンマーの非電化村落支援で、太陽光発電システムを7村落に設置(RIEF) |

NEC ネッツエスアイ、ミャンマーの非電化村落支援で、太陽光発電システムを7村落に設置(RIEF)

2015-08-22 15:28:26

myanmarキャプチャ

NECグループのNEC ネッツエスアイ(NECSIC:東京)は、ミャンマーの⾮電化地域解消のため太陽光発電システムを設置、このほど稼働した。日本のミャンマーへのODA(政府開発援助)への協⼒の一環。

 

 ミャンマーは、2010 年の⺠政化移⾏以降、経済成長が期待されており、日本企業の進出も目覚ましい。一方で、国の大半を占める農村地域では、全村落約6 万2 千村のうち、電力が通っていない村落が7 割(約4 万5 千村)を占めるなど(2013 年時点)、インフラ整備の遅れが目立っている。

 

 そこで、⽇本政府はODAによって、⾮電化村落に⼩規模⽔⼒発電及び太陽光発電の導⼊を進めている。NECSICは⼀般財団法⼈⽇本国際協⼒システム(JICS)経由で、ODA協力としてミャンマー畜⽔産・地⽅開発省向けの事業を受注した。受注はNESIC のタイ法⼈が担当した。

 

 今回、太陽光発電設備完成した地域はミャンマーの中でも、少数⺠族が多いチン州とシャン州。両州の⾮電化村落を対象に、全7 村落へ合計120KW の太陽光パネル及び付帯発電設備を設置した。

 

 NESIC では、ミャンマー以外でも、タイやサウジアラビア、ブラジルなどの5カ国で現地法⼈を通じて、海外事業の拡⼤を図っている。ミャンマーでは今後、電⼒インフラの普及事業に加え、交通インフラに伴う通信システムや、公共通信ネットワークなどの整備にも参画していく方針という。同社は、4⽉にはNESIC タイのヤンゴン⽀店を設⽴している。

 

http://www.nesic.co.jp/news/pdf/20150821.pdf