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福島・いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」 カーポート型の太陽光発電設備建設へ。6億円で発電出力は2100kW。--福島には「原発」よりも太陽とハワイアンが似合う(各紙)

2016-01-18 00:17:16

hawaiキャプチャ

 

 各紙の報道によると、福島県いわき市で「スパリゾートハワイアンズ」を経営するレジャー施設の常磐興産は、ハワイアンズにカーポート型のメガソーラーを建設する。投資額は約6億円。

 

 人気のハワイアンズ施設の約1万2500㎡の敷地に建設する。太陽光パネルを支える架台の高さを2.5m以上にして、そのパネルの下を約770台が収容できる駐車場として利用する。発電出力は約2100kW。

 

 発電した電力は固定価格買い取り制度(FIT)を利用して全量を東北電力に売電する。ただ、災害時などの非常事態の際には、非常用電源として地元住民に提供できるようにする。2016年6月の完成予定。投資額6億円は約7年で回収できる見込み。

 

 設備の設計・施工はエネルギー管理のアイ・グリッド・ソリューションズ(東京・千代田)が担当する。「カーポート型メガソーラー」は架台が高くなるため、通常の駐車場よりも投資額は2割程度膨らむ。だが、売電収入で増加する投資額は早期回収できる。

 

 また常夏の島・ハワイを売り物とした施設だけに、太陽光発電のイメージは施設にとってもプラスに働くことが期待される。

 

 本家ハワイは、年間日照時間に恵まれるため、太陽光発電による発電コストが、島内の電力会社から購入する電気代よりも安い、というGrid Parity状態を達成している。ハワイ州政府は、2045年までに再エネ発電で島内の電力を100%賄うことを目指している。福島県も、100%再エネ化を目指してもらいたい。

 

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