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戸田建設、超高層ビル建設工事の電力をすべて再生可能エネルギー100%で賄う。「RE100」実現の一環。三菱地所の常盤橋プロジェクト(RIEF)

2019-09-17 11:08:10

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 戸田建設は施工中の「東京駅前常盤橋プロジェクトA棟新築工事」などの工事用電力を100%再生可能エネルギー電力に切り替えた。同社は「RE100」に署名しており、その一環で、新電力会社から風力発電等の電力を購入した。日本の超高層大型建築現場で再エネ100%電力を全面的に活用するのは初めて。

 

 (写真は、戸田建設が工事を担当する三菱地所の「常盤橋プロジェクトA棟」の完成予想図)

 

 戸田建設が工事を担当している「常盤橋プロジェクトA棟」は、三菱地所が建設を進めているもので、 2021 年 4 月末に竣工の予定。地上40 階、高さ212m。戸田建設は、同工事に伴うタワークレーンや構内照明、工事用エレベーターなどの電力を、新電力「エバーグリーン・マーケティング(EGM)から購入した。

 

戸田建設の「RE100」達成の見通し
戸田建設の「RE100」達成の見通し

 

 EGMが供給する電力は、波崎ウインドファーム風力発電所を中心に、各所の太陽光発電所から調達したFIT電気に、これらの発電所のトラッキング付非化石証書を付加している。

 
 同社はRE100を実現するため、事業活動に使用する電力を2040年までに50%、2050年までに100%再エネ電力とする目標を立てている。今年7月には筑波技術研究所の電力を再生エネ電力に切り替えている。

https://www.toda.co.jp/news/2019/20190902.html