HOME |三菱商事によるベトナムでの石炭火力発電事業、別の案件のビンタン第3発電所でも暗雲。金融面の取りまとめ役の英HSBCが撤退の方向(RIEF) |
Vietnum1キャプチャ

 

 三菱商事のベトナムでの石炭火力事業に、小泉進次郎環境相が反対を表明したが、同じ三菱が関わる別のベトナムでの石炭火力事業にも暗雲が生じてきた。ファイナンシャルアドバイザーとして参加してきた英銀HSBCが撤退の方向であることが明らかになった。同事業への融資団は中国勢中心。欧州勢が石炭融資撤退を明確にする中で、日中勢の石炭固執の姿勢がより鮮明になってきた。

 

 (写真は、昨年9月に拡張工事が完成した、隣接するビンタン第4発電所)

 

 HSBCが撤退方針を固めたとされるのは、ベトナム南東部で進められているビンタン(Vinh Tan)第3石炭火力発電所事業。総事業費20億㌦、発電容量1980MW、年間発電量120億kWh……

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