企業の温室効果ガス排出量の情報開示をグローバルベースで求める活動を展開する非営利団体のCDP(本部ロンドン)は、企業が水資源管理が適正かどうかをスコアリングで評価し、ベンチマークと比較するシステムを開発した。実際に世界の700の主要企業に適用し、その結果を今年の10月に公表する。
CDP(旧称、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)は企業の気候変動対策等についてのアンケート調査を継続的に実施しているほか、水資源、森林資源についての企業の対応もグローバルに調査している。水資源については2009年から世界中の主要企業に水資源管理に関するデータの提供を求め、機関投資家の投資判断に資する情報提供を実施している。
ただ、これまで、企業が回答した水資源に関連したリスク、機会情報は限定的でか……
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