HOME11.CSR |<CSR点検> 東洋ゴム工業。相次ぐデータ改ざん。CSR意識の欠如を露呈(RIEF) |
toyotireキャプチャ

東洋ゴム工業で3月に続いて、再び、製品検査データの改ざんが発覚した問題で、同社の社会的責任(CSR)意識の欠如が懸念される。同社のCSR報告書を点検してみた。

 今回,、東洋ゴム工業で発覚したのは、船のエンジンや鉄道車両、産業機械の振動を小さくするために使われる防振ゴムの検査データを改ざんして出荷していた不祥事。同社では今年3月に、マンションなどの建物の免震装置で不正が見つかり、グループのすべての部署で緊急監査を行った、その甲斐もなく、再び不正が発覚したことになる。  それだけに、同社の経営に対する不信感が社内外で高まっている。同社は3月の不正発覚後、「(これ以上)問題ない」と自己評価をしていた。  

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン