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オリンパスの損害賠償訴訟、36億1000万円請求、最高額は菊川元社長 (FGW)

2012-01-10 15:25:40

オリンパスは損失隠しに伴って会社に損害を与えたとして、現旧の取締役19人に対して、総額36億1000万円を会社に支払うよう求める損害賠償請求訴訟を、東京地裁に起こした。同時に発表された調査報告書では、19人は会社に対して859億円の損害を与えたとしている。

最高額は菊川前会長で、総額36億1000万円全体に対する責任を求めた。山田前監査役には30億1000万円、森前副社長には28億1000万円を請求した。現在の高山社長は5億円となっている。請求額は、責任ありと認定した現旧取締役の間での連帯債務となるため、総額は36億1000万円となる。支払いが遅れた場合には遅延損害金が加算される。

各人の責任額

菊川 剛  36億1000万円

山田 秀雄 30億1000万円

森 久志  28億1000万円

下山 敏郎、岸本 正寿 各10億円

 寺田 昌章、長崎 達夫、大久保 雅治、 柳澤 一向、森島治人、高山修一、塚谷隆志 各5億円

遊佐 厚、降旗 広行、 藤田力也、千葉昌信、林純一、川又洋伸 各2億5000万円

中塚 誠 1億1000万円

http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/data/tes/2012/pdf/nr20120110_3.pdf