フランスの気候関連シンクタンクの2° Investing Initiative(2DII)は、新型コロナウイルスの影響で銀行や保険会社が保有する資産ポートフォリオが受ける影響をチェックするストレステスト案をまとめた。今後36カ月(3年)以内に起き得るコロナウイルス感染の6つのシナリオを踏まえてストレステスト方式を示している。2DIIはEUの欧州保険・企業年金監督当局(European Insurance and Occupational Pensions Authority:EIOPA)と協力して、同手法で主要保険会社の資産評価に適用する予定としている。
2DIIは気候変動シナリオ等のストレステスト手法を開発しており、その手法をコロナウイルスの感染予測に適用した。事態が流動的で将来の……
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