党派や宗教的違いを超え、企業に社会的責任(CSR)を求める活動を展開している米国の「The Interfaith Center on Corporate Responsibility(ICCR)」は、運用資産総額2兆5000億㌦を保有する59の機関投資家を代表する形で、新型コロナウイルス感染対策のワクチンや治療薬等を開発するグローバルな医薬品会社17社に対して、ワクチン価格を誰もが入手できる手ごろな(Affordable)価格に設定することや、開発技術を独占せず業界で共通化し、量産化に資するよう要請する書簡を送った。医薬品会社の「社会的責任」を改めて問う形だ。
ICCRが公開書簡を送付したのは、コロナウイルス感染対策の薬やワクチン開発等に取り組ん……
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