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藤沢市とパナソニックが打ち出した「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン構想」に、金融界から住友信託銀行が参加(FGW)

2011-05-30 19:06:03

神奈川県藤沢市とパナソニック株式会社は、環境配慮型街づくりやスマートシティ・プロジェクトで先進的な取組みを進める8社と提携して、同市に「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」を建設する構想を打ち上げたが、同構想に、金融界からは環境不動産業務などで実績のある住友信託銀行が参加する。

 Fujisawa SST構想は、パナソニックが自社の藤沢工場跡地に計画しているもので、2010年11月に藤沢市との間で構想の基本合意を結んだ。2013年度に1000世帯規模のスマートタウンを誕生させる予定だ。

パナソニックは、すでに従来の個々の家電製品の販売から一気に踏み出して、「家まるごと、施設まるごと、街まるごと」のコンセプトの下、スマートシティ構想に進出している。街中に太陽光発電や家庭用蓄電池などを配備、街路、主要施設、街の中の発送電、システム管理等についても一括して手掛けることで、次世代の安心・安全な暮らしづくりを実現する計画だ。

 住友信託銀行は、他の7社の企業とともに、計画に参加し、主にスマートタウン評価指標(環境不動産価値)の設計、FujisawaSST専用の環境配慮型住宅ローンの提供、住民のエコライフを支えるタウンカード・決済、ポイント管理、二次電池のリース・ファイナンスの提供などを担当する。

 他の参加企業は、アクセンチュア、オリックス、日本設計、東京ガス、パナホーム、三井不動産、三井物産。電力会社は参加していない。http://www.sumitomotrust.co.jp/pdf/110526.pdf