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内閣府が進める新しい国家資格(実践キャリアアップ戦略)のカーボンマネジャー事業主体決まる(FGW)

2011-07-14 22:17:08

内閣府が推進している新しい職業能力の国による評価・認定制度(キャリア段位制度)の第一弾となるカーボンマネジャーの今年度事業主体に、7団体が選ばれた。同マネジャーは省エネと温室効果ガス(GHG)削減を企業、家庭、社会等で推進していく専門家を養成するために、新たに制度化される。選ばれた事業主体が、この夏にそれぞれ独自の研修を実施、その成果を踏まえて来年度から本格稼働する予定。

選ばれたのは、大阪府立大学、一般社団法人カーボンマネジメント・アカデミー、住環境計画研究所・デロイトトーマツコンサルティング、一般社団法人スマートプロジェクト、NPO法人生活・福祉環境づくり21(エコピープルズ支援協議会)、テクノファ、山武の7団体。

カーボンマネジャ―制度は、政府の新成長戦略の「国家戦略プロジェクト」の一つ。従来のエネルギー管理士などの国家資格とは別建てで、能力に応じた7段階の段位性の資格を設定し、今後、需要が増大すると見込まれる省エネ、温暖化削減分野の人材を育成することを目指す。

今年度の事業主体は、基礎クラスのレベル1から、プロクラスのレベル4までの制度の基本となるカリキュラムづくりなどを実践することで、来年度の本格実施の土台作りを行う。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kinkyukoyou/suisinteam/