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強制労働で新日鉄住金に賠償命令 韓国初、ソウル高裁 (東京)

2013-07-10 16:21:19

新日鉄住金に損害賠償を求めた裁判で、判決を前に拳を掲げる原告の呂運沢さん(右から2人目)と支援者たち=10日、ソウル高裁前(共同)
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新日鉄住金に損害賠償を求めた裁判で、判決を前に拳を掲げる原告の呂運沢さん(右から2人目)と支援者たち=10日、ソウル高裁前(共同)
新日鉄住金に損害賠償を求めた裁判で、判決を前に拳を掲げる原告の呂運沢さん(右から2人目)と支援者たち=10日、ソウル高裁前(共同)


【ソウル共同】朝鮮半島の植民地時代に日本の製鉄所で強制労働させられたとする韓国人4人が新日鉄住金(旧新日本製鉄)に損害賠償を求めた訴訟の差し戻し控訴審判決で、ソウル高裁は10日、同社に賠償の支払いを命じる原告勝訴の判決を言い渡した。

戦後補償問題で韓国の裁判所が日本企業に賠償を命じたのは初。韓国では同様の5件の訴訟のほか、新たに日本企業を提訴する動きがあり、高裁判断は他の訴訟にも大きく影響する見通しだ。

訴訟は昨年5月、韓国最高裁が日韓請求権協定では原告の個人請求権は消滅しておらず有効との初判断を示し、原告敗訴の二審判決を破棄し審理を高裁に差し戻した。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013071001001262.html