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韓国の釜山高裁 三菱重工にも戦時賠償命令 新日鉄住金に次ぐ。 ということは、戦時中、工場に徴用された日本人も国に補償請求できるのかな?(各紙)

2013-07-30 15:51:00

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 Koreasaikosai6c7786ba-s第二次大戦中、当時の三菱重工業に徴用された韓国人らが同社に損害賠償を求めた韓国での裁判の差し戻し控訴審で、釜山高裁は30日、原告の主張をほぼ全面的に認め、三菱重工業に賠償を命じる判決を言い渡した。戦時徴用被害者に対する日本企業の責任を認める判決は、2012年の最高裁、今月10日の新日鉄住金の賠償責任を認めたソウル高裁に次ぎ、3件目となる。
 ただ、日本政府は、請求権問題は1965年に政府間で解決しており、個人補償は韓国政府が行うべきだとの立場を維持している。三菱重工も判決に応じる姿勢をとっていない。このため、韓国側が改めて反発するとみられる。
 原告らによると、1944年にソウルなどで徴用され、広島の工場や造船所などで労働させられた。満足な休日や外出の自由もなかった上、原告の一部は原爆で被爆した。原告らは日本で提訴し、最高裁まで争ったが、いずれも棄却された。韓国でも提訴したが、一審、二審とも敗訴していた。

韓国のソウル高裁は今月10日、新日鉄住金(第2次大戦時の日本製鉄)に、日本で労役に服した労働者4人に1億ウォン(約896万円)の賠償の支払いを命じた。

第2次大戦後期、日本は少なくとも80万人の「朝鮮人」労働者を徴用し、炭鉱、ダム、トンネル、飛行場、造船所、製鉄所などで労働に従事させた。

 

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2013073000540