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中国の大気汚染、政府は 新発売の被害保険の販売停止を通達(Reutrers) 請求が多過ぎ保険会社が破綻するリスクも?

2014-03-28 12:32:16

スモッグが垂れ込める北京(Beijing)市内の天安門広場(Tiananmen Square)近くをマスク姿で歩く女性(2014年2月26日撮影、資料写真)。(
スモッグに覆われた北京(Beijing)の紫禁城(Forbidden City)を訪れる観光客ら(2014年2月26日撮影)。
スモッグに覆われた北京(Beijing)の紫禁城(Forbidden City)を訪れる観光客ら(2014年2月26日撮影)。


[上海 27日 ロイター] – 27日付のチャイナ・デーリーによると、中国当局は、国内保険大手の中国人民保険集団(PICC)と中国平安保険グループに対して、大気汚染による健康被害をカバーする保険の販売を停止するよう伝えた。理由は明らかにしていない。

PICCは先週、北京市の住民を対象に大気汚染保険の販売を開始したばかり。この保険は、スモッグが原因で入院した場合、加入者に1500元(240ドル)支払う。また、北京市の大気汚染指数(AQI)が「危険」と見なされるレベルである300を5日間連続で超えた場合も、300元が支払われる。

平安保険は、オンラインの旅行会社と提携し、旅行時にスモッグが発生している都市に2日以上滞在した場合、1日当たり最大50元を支払う保険を販売。

両社ともこれまで加入した保険は有効としている。

北京市の大気汚染指数はしばしば300を上回り、時には500を超えることもある。

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http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPTYEA2Q03V20140327