HOME |水俣病確認から58年で慰霊式 「被害者の苦悩は続いている」(共同) |

水俣病確認から58年で慰霊式 「被害者の苦悩は続いている」(共同)

2014-05-01 16:40:14

水俣病犠牲者慰霊式で、参列者が黙とうする中、鐘を鳴らす中学生=1日午後、熊本県水俣市
水俣病犠牲者慰霊式で、参列者が黙とうする中、鐘を鳴らす中学生=1日午後、熊本県水俣市
水俣病犠牲者慰霊式で、参列者が黙とうする中、鐘を鳴らす中学生=1日午後、熊本県水俣市


水俣病の公式確認から58年を迎えた1日、熊本県水俣市で犠牲者慰霊式が営まれ、患者や遺族約800人のほか、石原伸晃環境相や蒲島郁夫熊本県知事らが参列した。

 

参列者が黙とうをささげると、犠牲者の冥福を祈る鐘の音が響き渡った。西田弘志水俣市長は「58年の長い時が過ぎても、被害者の苦悩は続いている」と式辞を述べた。

 

チッソ水俣病患者連盟の元委員長で被害者救済に奔走した故川本輝夫さんの長男、愛一郎さん(56)や石原環境相、蒲島知事が「祈りの言葉」を朗読。環境相は閉式後、被害者団体の代表らと意見交換した。

http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014050101001173.html