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東北地方 震度4が9日で3度発生 仙台管区気象台「東日本大震災の余震。震災はまだ終わっていない」(河北新報)

2014-06-17 11:35:10

2014年6月17日2時47分発表
2014年6月17日2時47分発表
2014年6月17日2時47分発表


16日早朝の地震により、宮城県南部で震度4の揺れを観測するなど県内では8日以降、震度4クラスの地震が9日間で3度発生。仙台管区気象台は、いずれも東日本大震災の余震とみており、引き続き警戒を呼び掛けている。
16日午前5時14分ごろの地震は、福島県沖が震源でマグニチュード(M)5.8と推定。白石、名取、角田などで広範囲に震度4を観測した。
8日午後2時24分ごろには、岩手県沿岸南部を震源とするM5.0(推定)の地震が起き、石巻と栗原で震度4を記録した。さらに9日午前6時10分ごろには、宮城県沖を震源とするM4.6(推定)の地震があり、川崎で震度4だった。

 
仙台管区気象台によると、三つの地震の震源の深さは50~78キロ。いずれも太平洋プレートと、その下に沈み込む陸側の北米プレートの境目で発生しており、青森県から千葉県房総半島沖まで広がる東日本大震災の余震域に含まれる。

 
同気象台は「あれだけの揺れを引き起こした大震災から3年しかたっていない。余震域では震災発生前に比べ地震の回数が増えており、地震発生時には落ち着いて行動してほしい」と話している。

 

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140617_13011.html