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カルバートが、トヨタ、フォード、VWを 自動車業界の「ベストESG」企業と評価(FGW)

2011-10-18 10:54:51

企業の社会的責任(CSR)を評価して投資する米カルバート・インベストメントは、最新のレポートで、世界の自動車会社の中で、トヨタ、フォードモーター、フォルクスワーゲンの3社を環境・社会・ガバナンス(ESG)の実践で、もっともすぐれていると認定した。



カルバートはCSR評価に基づいて投資する社会的責任投資(SRI)の大手企業で、独自の7つのESGクライテリア(判定基準)を開発している。職場環境、人権、少数民族の権利の確保、ガバナンスと倫理、精算品質と安全性、コミュニティとの関係、それと環境である。

「Calvert Investments Sustainablility Performance Review」

http://www.calvert.com/nrc/literature/documents/BR10074.pdf参照)と題した報告書のなかで同社のRebecca Hensonは、「世界の自動車メーカーは、これら7つのキーイシューの方向に大きく前進している」と全体的に評価している。とりわけトヨタなどの3社は、他の自動車メーカーのモデルとなっていると高く評価している。

このうちトヨタについては、特に環境政策や実践についての情報開示が優れていることを指摘、自社のサステナブルレポートなどだけでなく、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)などへの協力も評価に加えている、。CDPはトヨタを自動車業界でもっとも気候変動情報開示に優れた企業と認定している。