HOME9.中国&アジア |産業革新機構 宇宙のごみ「スペース・デブリ」回収・除去技術開発を手掛ける元財務官僚主導のベンチャー企業に約34億円出資決定。(RIEF) |
debriキャプチャ

 

 産業革新機構は1日、人工衛星の破片など「宇宙ごみ(スペース・デブリ)」を除去する技術開発を手掛けるシンガポールのベンチャー企業、アストロスケール(ASTROSCLE PTE.LTD)に、3000万㌦(約34億円)を上限として出資すると発表した。

 

 現在、地球を取り囲む宇宙空間には、過去に打ち上げられて役目が終わった人工衛星などが衝突して散らばった破損等が多数、飛んでいる。これらのスペース・デブリが人工衛星や宇宙船に衝突して破損させると、大きな被害を引き起こす可能性がある。

 

 このため、デブリ除去は国際的な課題となっており、世界中の研究機関等で多様な回収・除去手法が研究開発されている。アストロスケール社は、本社をシンガポールに置くが、社長は日本人の岡田光信夫氏……

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