HOME12.その他 |国際サッカー連盟(FIFA)のワールドカップや放送権利権などの不祥事関連で、監査法人のKPMGが10年以上続けた監査業務を辞退(RIEF) |
KPMGキャプチャ

 

 サッカーワールドカップの招致活動でのFIFA(国際サッカー連盟)会長選挙を巡る資金工作や、放送権の受注等での不正問題の捜査が米国とスイス当局によって続いているが、FIFAの監査を担当していた国際監査法人のKPMGが業務の継続を辞退した。

 

 KPMGはこれまで10年以上もFIFAの監査を担当してきた。6月9日にFIFAに対して監査法人としての業務を辞任する旨を通知、直ちに受け入れられた。FIFAは「新たな監査法人と働く機会を得ることを歓迎する」との声明を出した。

 

 FIFAは当面、臨時で別の監査法人と契約した後、来年5月までに正式な監査法人と契約する方針。KPMGは辞任理由について、「監査法人として、FIFAに対する信任義務を引き続き負っているので、これ以上の……

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