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仙台市の広瀬通でも。樹齢75年前後の大イチョウ伐採。並木の14本中、残すのは2本だけ、車線拡幅が目的。道路優先の行政まかり通る(河北新報)

2016-12-21 22:04:48

sendaiキャプチャ
 仙台市は21日未明、広瀬通(青葉区)の中央分離帯に立つイチョウ12本のうち10本の伐採を始めた。渋滞解消を目的に分離帯の面積を減らし、車道を片側3車線から4車線に拡幅する。


    午前0時ごろ、市が委託した業者が西側から7本目のイチョウの枝打ち作業を開始。枝にワイヤを取り付けてチェーンソーで切り込みを入れ、重機で持ち上げて切断した。午前3時すぎに幹の伐採まで終えた。初日の伐採数は1本。

 市によると、作業は夜間に行われ、今年は22日未明まで。来年1月10日に再開し、同月中旬に完了予定。伐採しない2本のうち、西側から3本目は2月末~3月上旬にアエル北側の歩道に移植し、6本目はそのまま残す。
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 伐採は今年3月に始める予定だったが、市民の反対意見が相次ぎ、14本を伐採する当初計画を変更した。伐採されたイチョウは非営利目的を条件に提供を検討している。拡幅工事は来年6月完成の予定。

 

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161221_13044.html