一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

　横浜市とテレビ神奈川は、地球温暖化を防ぐために、家庭での省エネ活動を推進するキャンペーンに、タレントの出川哲朗さんを起用したCM等を制作、ネットで配信を始めた。出川さんは昨年もキャンペーンに起用されており、「地球温暖化、ヤバイよ！ヤバイよ！」と市民に訴えている。

　出川さんを起用したのは横浜市の温暖化対策統括本部。同本部が進めている「おうちde省エネ『ヤバイよ！地球温暖化』」キャンペーン。横浜出身の出川さんが、温暖化の影響に翻弄されながら、身近な身の回りでの温暖化対策をみんなで実施しようと、呼びかけるCM等をネット等で配信する。

　横浜市は、人気者の出川さんの「ヤバイよ！」キャンペーンで、住まいの省エネ化や、環境を意識したライフスタイル普及等を目指す「スマートな住まい・住まい方プロジェクト」を進めていく考え。

　制作したビデオでは、省エネに取り組んだ家庭では、1年が経過した段階で、年間の電気代が前年度比46％減、金額にすると約86,000円の削減に成功した事例なども紹介。成功の秘訣や、「今日からでもできる省エネ法」などの事例も紹介している。

　米国のトランプ大統領の登場で、温暖化対策への逆風が米国から吹き付けている。そんな中で、出川さんが「ヤバイよ！温暖化」「これがリアルだから！」と、トランプ流の懐疑論を、笑いを取りながら、一蹴する効果も期待されているようだ。

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