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ピコ太郎が、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」のキャンペーンバージョンに登場。ちょっと苦し紛れの場面も。まあ、いいっか!?(RIEF)

2017-07-09 02:09:50

 

 ピコ太郎が外務省からの依頼を受け、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のキャンペーンバージョンの「PPAP」動画に登場した。この場合、PPAPは「ペンアッポ~パイナッポ~アッポ~」ではなく、「Public Private Action for Partnership」となる。

 

 SDGsは国連が2030年に向けて、世界規模で取り組んでいる「持続可能な開発目標」をいう。「貧困を終わらせる」「公正で質の高い教育を」「温暖化対策」などの17の行動目標と1169のターゲットをを設定している。

 

 日本政府もSDGsの促進のため、内閣に持続可能な開発目標(SDGs) 推進本部を立ち上げ、SDGs実施指針を決めている。またSDGsの17のゴールを日本の文脈 に即して再構成した8つの優先分野と、140 の国内及び国外の具体的な施策を指標とともに掲げ、推進する体制をとっている。

 

 外務省がピコ太郎を起用し、「SDGsバージョン」を作成したのは、SDGsを国民運動として広くアピールすることが狙いのようだ。

 

SDGs

  ピコ太郎は「まさか世界に向けて…しかも外務省の方たちと動画を撮る事になるとは思ってもなかったぴす!」とコメントしている。

 

 ピコ太郎のリズムとステップは、本家のPPAPと変わりなない。ただ、歌詞はSDGsバージョンなので、「I have an apple, I have a pen, uu~n, no-poverty(貧困を終わらせる)」「I have a pen, I have a book, uu~n, Education(教育)」といった感じになっている。

 

 それでも、前半はそれなりにリズミカル。だが、最後はかなり無理が生じ、「17 Goals to Save the Globe, ~uu~n, Sustainable Development Goal」と、早口で押し込んで何とかまとめた感は否めない。

 

 ピコ太郎自身も「とても難しい歌詞になっちゃいましたが、歌えるとスカッとしますので是非とも世界の方達に歌ってもらえると嬉しいでスピン!」と話している、とか。

 

 そのうち、国連大使に任命されるかも。何もしない大使より、「踊る大使」のほうが、日本の好印象につながるかな~? uu~n。

 

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/doukou/page23_000779.html