HOME12.その他 |モスバーガー、持ち帰り用プラスチック製食器を紙製に切り替え。2020年までに直営全店で。店内での使い捨てプラ製ストローの一律添付も休止。首都圏の先行5店舗で実施(RIEF) |

モスバーガー、持ち帰り用プラスチック製食器を紙製に切り替え。2020年までに直営全店で。店内での使い捨てプラ製ストローの一律添付も休止。首都圏の先行5店舗で実施(RIEF)

2019-02-04 21:29:45

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 ハンバーガーチェーンのモスバーガ(東京)は、プラスチック廃棄物対策のため、2020年までに直営店全店で、持ち帰り用のプラスチック製食器を紙製に切り替えると発表した。また使い捨てストローも一律添付を停止したり、代替品を導入してプラスチックの使用量全体を削減する。首都圏の直営店5店舗で今月初めから、先行実施した。

 

 「脱プラスチック」を目指すのは全国に250店ある直営店。モスバーガーのフランチャイズ店を含めて全国にあるチェーン店の約2割に相当する。先行してプラスチック食器を減らしたのは、柏東口(千葉)、大崎(東京)、吉川美南(埼玉)、関内(神奈川)、モスカフェ江の島(同)の各店。

 

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 サラダ、スープ、コーヒー類などをテイクアウトする顧客向けに提供するスプーンや、フォーク、マドラーなどの食器(カトラリー)を従来のプラスチック製か ら紙製に切り替える。紙製カトラリー は、軽量で強度に優れ、水にも強いという。

 

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 直営250店全店でこの「脱プラスチック」化を実施した場合、年間で約 4.4㌧のプラスチッ クを削減できるという。また店内飲食の商品に対してもコールドドリンク(シェイクを除く)にはこれまで一律にプラスチック製ストローを付けていたが、これを休止する。ただ、ストローを希望する顧客には従来通り提供する。ストローの削減も合わせると、年間で7㌧の廃プラ削減につながるとみている。

 https://www.mos.co.jp/company/pr_pdf/pr_190131_1.pdf