HOME12.その他 |独アディダス、廃プラ削減のため、今年中に製品の再生ポリエステル素材使用率を50%以上に切り替え。2024年には100%達成。「脱プラ」で世界のスポーツ界をリードへ(RIEF) |

独アディダス、廃プラ削減のため、今年中に製品の再生ポリエステル素材使用率を50%以上に切り替え。2024年には100%達成。「脱プラ」で世界のスポーツ界をリードへ(RIEF)

2020-01-27 08:54:28

Adidas1キャプチャ

 

  ドイツのスポーツ用品大手アディダス(Adidas)は、同社の製品に使用するポリエステル素材の50%以上を、年内に再生プラスチック素材に置き換えると発表した。さらに2024年までに、シューズ、ウェア、バッグなどすべての同社製品の再生プラ使用比率を100%にする。プラスチック廃棄物による海洋汚染問題への取り組みを強化する。

 

 また2020年には、海岸や沿岸部に漂着した廃プラを原料とした再生シューズを1500万~2000万足製造する計画だ。昨年は1100万足製造だった。廃プラシューズは17年の100万足、18年の500万足と着実に増やしている。プラスチックの海洋投棄阻止のキャンペーンとして展開している。

 

 同社は2015年以降、海洋保護団体パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ(Paley for the Oceans)と提携し、スペインのレアル・マドリード(Real Madrid)や独バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)などのサッカーの強豪チーム用のユニフォームなど、幅広い商品を生産している。

 

https://www.adidas-group.com/en/media/news-archive/press-releases/2020/adidas-uses-more-than-50-percent-recycled-polyester-in-its-products-in-2020/