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東電福島第一原発 タンク南側も汚染か 開閉弁付近で高線量検出 タンクはダダ漏れ(各紙)

2013-08-26 23:30:01

溶接なし、パッキンで締めただけの簡易タンク。汚染水が漏れないほうが不思議だ。
溶接なし、パッキンで締めただけの簡易タンク。汚染水が漏れないほうが不思議だ。
溶接なし、パッキンで締めただけの簡易タンク。汚染水が漏れないほうが不思議だ。


各紙の報道によると、東京電力は26日、福島第1原発のタンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、すでに漏出が明らかになっているタンク群のH4区画を調べた結果、最初に水たまりが見つかった地点とは反対の南側で、毎時16ミリシーベルトの高い放射線量を測定したと発表した。
東電によると、同日、H4区画を囲む漏出防止用の堰に設けられた排水用の開閉弁24カ所の空間放射線量を測定したことから、新たな漏出の可能性がわかった。当初、漏洩が見つかったタンクから約30メートル南側にある弁の近くで、高い放射線量が確認された。

 

汚染水の水たまりは発見できていなかったが、東電では、開いたままの弁から汚染水が漏れた可能性があるとみている。
東電は「汚染が拡大している可能性が高い」とみて、周辺の土壌を回収する予定だが、時期や範囲などは決まっていない。同型のタンクが300基もあることから、他のタンクも含めてチェックが必要になる。このため、どう手を付けていいか、呆然としている、というのが実態ではないか。