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原子力学会・堀池会長 「トリチウム除去目指す」(福島民友) これから(?)何年かかる(?) 

2013-09-04 15:46:34

堀池原子力学会会長
堀池原子力学会会長
堀池原子力学会会長


東京電力福島第1原発の汚染水問題で、日本原子力学会の堀池寛会長は3日、現在の技術では汚染水の中から取り除くことが困難な放射性物質のトリチウムについて、「除去のための新技術に向けた研究を展開する」との考えを示した。同日、青森県八戸市で開幕した「2013年秋の大会」の分科会で述べた。
 トリチウムは、約60種類の放射性物質を除去できる多核種除去設備(ALPS)でも取り除くことができない。堀池会長は福島民友新聞社の取材に「今まで大量のトリチウムの除去を目指す研究は行われておらず、取り組む価値がある」と説明。

 

「現状では希釈して海に放出するしかないが、その際も周辺国などに適切に情報を出していく必要がある」と述べた。

(FGW補足):堀池氏の経歴:大阪大学工学研究科原子力工学専攻博士課程単位取得満期退学、日本原子力研究所、大阪大学工学部助教授を経て1996年より大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 教授。

http://www.minyu-net.com/news/news/0904/news10.html