HOME13 原発 |福島の漁協 汚染水海洋流出問題未解決でも 小型船シラス漁を再開へ 試験操業で一致 (FGW) 安倍首相の「完全ブロック」発言を追い風に  |

福島の漁協 汚染水海洋流出問題未解決でも 小型船シラス漁を再開へ 試験操業で一致 (FGW) 安倍首相の「完全ブロック」発言を追い風に 

2013-09-11 13:16:44

シラスはおいしいのだが・・・・
シラスはおいしいのだが・・・・
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各紙の報道によると、福島県相馬双葉漁協のシラス漁操業代表者会議は10日、相馬市で会合を開き、東京電力福島第1原発の汚染水問題で延期した小型船によるシラスの試験操業を実施する方向で一致した。原発からの汚染水海洋流出問題は抜本策は打たれていないが、安倍首相が「(原発港湾内で)完全にブロックしている」と国際社会に公約したことも、受けての判断とみられる。


 同漁協では、12日に相馬市で開かれる同漁協試験操業委員会に報告し、出漁方針を協議する。この日の漁協の会合には、相馬市の各沿岸所属の、新地、原釜、鹿島、請戸支所の代表者約20人が出席した。当初、シラス漁は今月から震災後初めて出漁する予定にしていた。しかし、相次ぐ東電原発からの汚染水漏れが発覚し、実施を見送っていた。
 また、いわき、相馬2地区の漁協も底引き船による試験操業を26日に再開する見通しになっていることや、安倍首相の国際オリンピック総会での発言を受けて、予定通りシラス漁も実施すべきとの意見が大勢を占めたとみられる。会議では東電が公表しているモニタリング調査結果から、水産物の放射性物質は基準値以下とされ、「試験操業の実施は漁業復興につながる」など出漁に肯定的な意見が出されたという。

 

 再開の日時や、他に試験操業を準備中のいわき地区などとの足並みの調整などを、今後進めていくという。

 

 試験操業で水揚げした魚類に就いては、放射能の有無をサンプル調査して、基準値以下が確認されると、市場に出荷される。スーパー等の店頭に並ぶことになる。

 

参考情報:http://www.minyu-net.com/news/news/0911/news10.html