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東電福島原発処理後の汚染水海洋放出 田中規制委員長「茂木経産大臣らがイニシアティブを」と政府の積極関与を要請(河北新報)

2013-09-12 15:07:03

原発対策から“逃げている(?)”茂木経産相
原発対策から“逃げている(?)”茂木経産相
原発対策から“逃げている(?)”茂木経産相


福島第1原発の汚染水問題をめぐり、原子力規制委員会の田中俊一委員長は11日の定例記者会見で、濃度基準以下まで放射性物質を除去した水の海洋放出に関し「茂木敏充経済産業相らがイニシアチブを取るしかないのではないか」と述べ、政府の積極的な関与を求めた。
 田中氏は除去処理水の海洋放出が必要との立場だが、相次ぐ汚染水漏れで地元や全国の漁業関係者が反発している。田中氏は「漁業者は頭で安全だと分かっていても風評被害や生活への影響などで、それだけでは納得しない。もっと政治的な配慮が必要だ」と語った。

 
 汚染水を多核種除去設備で処理してもトリチウムは取り除けないが、田中氏は「第1原発では事故前の通常時に年間22兆ベクレルを(上限に)海に放出し、各国(の原発)でも同様だ」と指摘。海洋でのモニタリングを強化し、生態系への影響を確認した上で放出の可否を検討する考えを示した。

 

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130912t63009.htm

 

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130912t63009.htm