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福島第一原発の港湾内から 年明けに4万4000ベクレルの超汚染魚検出(FGW)

2015-02-18 14:51:13

takenokomebaru無題
takenokomebaru無題東京電力の発表によると、福島第一原発に隣接する港湾内で捕獲した魚類のうち、タケノコメバルから1kg当たり4万4000ベクレルを検出した。同レベルは食品基準の440倍。

検査は東電が定期的に実施している魚介類の核種分析結果による。それによると公表された9検体のうち、7検体が基準超過で、最高値がタケノコメバルだったほか、ケムシカジカから2600ベクレル、マコガレイから1080ベクレルなどの高濃度のセシウムが検出された。

採取時期は、タケノコメバルが今年1月6日で、他の魚種も1月20日までに採取された。

東電は港湾を知るとフェンスで外洋から仕切っているが、港湾内の工事のためにフェンスは時々開放されており、港湾内の魚類が外洋に泳ぎ出たり、逆に新たに入ってきたりしている模様。港湾外にでた魚類については操業自粛対象に該当しない場合は、漁獲対象となる。海洋を自由に泳ぐ汚染魚を、完全にシャットアウトできないのが現実。

 

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2015/images/fish01_150217-j.pdf