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15歳少年に福島原発除染業務 労基法違反疑いで会社役員逮捕(福島民友)

2015-02-19 21:24:23

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fukushimawsjOB-YL208_jnuke0_G_20130806104101東京電力福島第1原発事故に伴う除染業務で15歳の少年を働かせたとして、愛知県警は18日、労働基準法違反の疑いで、名古屋市の土木建設会社専務千葉祐士容疑者(49)=福島市=を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年7月22日、福島市南矢野目の大型商業施設で、当時15歳だった愛知県北名古屋市の少年(16)に、放射性物質で汚染された草木や土を取り除く作業をさせた疑い。

 

県警によると、千葉容疑者は労務管理を担当し、除染作業の現場責任者だった。少年に「福島にいる間は18歳で通せ」と年齢を偽るよう指示していた。

 

県警に対し「アルバイトに行かせただけ」と話しているという。

 

少年は中学卒業後の昨年4月、この土木建設会社に就職。5月から福島市内の建設現場で働き、7月に除染作業の現場に移って5日程度働いた。同月22日に現場から逃げ出したという。

 

労基法では、18歳未満を、放射線にさらされるような危険な業務に就かせることを禁じている。違反すると、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金と定めている。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0219/news2.html