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東電福島第一原発 汚染水除去のALPSから 汚染水50㍑漏れ。ストロンチウムなど23万ベクレル検出(RIEF)

2015-11-04 15:18:11

alpsキャプチャ

東京電力は2日、福島第一原発の汚染水の放射性物質除去のために設置している 高性能多核種除去設備(ALPS)から、処理中の汚染水が漏れたと発表した。

 

汚染水が漏れたのは、ALPSのフィルターのベント配管(空気抜きの配管)に設置した異物混入防止用のメッシュ部分。漏れた汚染水は、近辺に水溜り上になっており、発見した同社社員が装置を停止し、漏洩を止めた。

 

 漏れた汚染水は約50㍑分で、セシウムが1㍑当たり5300ベクレル、ストロンチウム90を含む全ベータ値は23万ベクレルという高濃度を検出した。水溜りは、4時間後に回収された。

 

 東電では漏洩の原因は現時点では不明として、今後、詳細調査を実施する方針。

 

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_151102_04-j.pdf