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宇都宮市の小学校 給食のタケノコに国の基準超過の放射性物質検出。セシウム234ベクレル(NHK)

2016-05-13 17:09:40

takenokoキャプチャ

 

 栃木県宇都宮市の小学校で出された給食の食材のタケノコから国の基準を超える放射性物質が検出されたことがわかりました。


 タケノコは原発事故以降、出荷が制限されている地域のものが入っていた疑いがあり、栃木県などは詳しいいきさつを調べています。


 宇都宮市や栃木県によりますと、10日、宇都宮市の小学校1校で、出来上がった給食を対象に月1回行っている簡易検査でタケノコご飯のタケノコから国の基準を超える放射性セシウムが検出されました。

 

 このため県が詳しく調べたところ最大で国の基準の2倍を超える1キロあたり234ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。

 

 県によりますと食材のタケノコは卸売り業者が市内に住む男性から仕入れたもので、男性は原発事故以降、出荷制限がかかっている地域からタケノコを採っていた疑いがあるということです。

 

  県の調査に対し男性は「タケノコを採った地域が出荷制限がかかっているとは知らなかった」などと話しているということです。

 

 宇都宮市学校健康課は「児童1人のタケノコの摂取量は多くなく、直ちに健康に影響を及ぼす数値ではないと考えているが、安全な給食提供のため調査を徹底したい」とコメントしています。

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20160512/5239441.html