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舩橋晴俊・法政大教授死去 「原子力市民委員会」座長を務める(各紙)

2014-08-17 11:40:47

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funahashiPK2014081702100045_size0東京電力福島第一原発事故を受け、脱原発を目指す「原子力市民委員会」の座長を務めた舩橋晴俊(ふなばし・はるとし)法政大教授が15日、くも膜下出血のため死去した。66歳だった。

 

船橋教授は環境社会学が専門で、新幹線公害、新潟水俣病、ごみ問題、グリーンコンシューマー運動、整備新幹線建設問題などに取り組んできた。福島原発事故を受けて、脱原発を目指す有識者や市民らが作る「原子力市民委員会」の座長を務め、今年4月、国の原子力政策の抜本的改革を求める「脱原子力政策大綱」を発表した。

 

また青森県のむつ小川原開発や核燃料サイクルなどの検証作業も行ってきた。神奈川県出身。通夜は17日午後6時から、告別式は18日午前11時半から神奈川県平塚市明石町25の1、「サン・ライフ サカエヤ・ホール」で。喪主は妻惠子(けいこ)さん。