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国連PRIの理事に　元大和証券投資信託委託の荒井勝氏就任　日本から初めて（RIEF）

2015-07-22 22:39:47

PRIキャプチャ

　大和証券投資信託委託（現大和アセットマネジメント）のCIO（運用本部長）を務めた経験を持つ荒井勝氏（社会的責任投資フォーラム会長）が、国連責任投資原則（PRI）の理事に就任した。日本からPRIの理事に就任したのは初めて。任期は今年末まで。

 

　荒井氏の担当はPRIのInvestment Manager。同ポストにいたスペインのサンタンデールアセットマネジメント代表の Luciane Ribeiro氏が、任期途中で辞任したため、中間選挙が開かれ、日本から応募した荒井氏がPRI理事会の推薦を受けて当選した。

araiimages

　PRIの理事ポストは、PRI署名機関のInvestment ManagerのCEO/CIO、あるいは元CEO/CIOが候補者資格を持つ。また、中間選挙の場合は理事会が候補者を推奨するという条件が必要になる。荒井氏はSIF-Japan会長など多くの役職を兼務しているが、今回の当選はPRI署名メンバーである大和アセットマネジメノトCIO経験者としての経歴が評価されたことになる。

 

　PRI理事会は2015-18年の戦略として、アジアと米国でのプレゼンスを高めることを目指している。このためアジアでの専門知識を有する者を理事会に加えたいとの意向も強く働いて、荒井氏を推薦した。

http://www.unpri.org/about-pri/pri-governance/pri-board-2015-mid-term-election/