HOME2. 保険 |損保ジャパン、三井住友海上も 世銀と日本政府共同の「太平洋災害リスクファイナンスプログラム」に参加(FGW) |

損保ジャパン、三井住友海上も 世銀と日本政府共同の「太平洋災害リスクファイナンスプログラム」に参加(FGW)

2013-01-21 14:51:45

満潮時にはあたり一面が海水で覆われるツバル。子供たちは屈託ないが・・・
満潮時にはあたり一面が海水で覆われるツバル。子供たちは屈託ないが・・・
満潮時にはあたり一面が海水で覆われるツバル。子供たちは屈託ないが・・・


世界銀行と日本政府が共同で進める太平洋島嶼国の自然災害増大リスク軽減のための取り組みに、日本の損害保険会社の損保ジャパンと三井住友海上火災の2社も参加することが分かった。プログラムは「太平洋災害リスクファイナンスプログラム」で、東京海上日動火災と合わせて、これらの損保もパイロット事業に加わる。

地球温暖化の影響が加速することにより、太平洋上の島嶼国々は、海面上昇リスクのほか、台風などの自然災害の頻度の増加、規模拡大、地震リスクなどの自然災害リスクの増大に直面している。今回のプログラムは島嶼国が世銀グループの国際開発協会(IDA)と自然災害デリバティブ契約を結び、IDAは東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上などの損保会社との間でデリバティブ契約を結ぶ。想定元本は、44.875百万ドル(約40億円)。