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第一生命 メガソーラー用の土地転貸事業に参画 茨城神栖市で JR東日本系の東鉄工業が事業化(FGW)

2014-03-31 17:33:39

solaroogle0408_001_s
solaroogle0408_001_s第一生命保険は環境・インフラ分野への投資強の一環として、茨城県神栖市に大規模太陽光発電所(メガソーラー)用の土地を取得し、メガソーラー事業を計画しているJR東日本系のゼネコン、東鉄工業に貸し出した。生保がメガソーラー事業に投資する事例はあるが、用地を貸し出す事例は初めて。単に不動産投資とするより、環境価値を加えて、より高い利回り確保を目指す考えだ。


 対象となる土地は、2万518㎡の更地。JR東日本系ゼネコンの東鉄工業に貸す。東鉄工業が建設する発電所は「TOTETSU鹿島ソーラーステーション」の名称で、発電出力1372kW、想定発電量年間1510MWh、投資額4億1000万円で、14年12月の売電開始を目指している。

同社はこれまでも、JR東日本の東京駅ホーム上屋に太陽光パネルを設置したほか、四ッ谷駅や海浜幕張駅の「エコステ化」等、環境事業を重視して各地で展開している。

第一生命では13~15年度の中期経営計画で、成長分野へ1500億円を投融資する予定で、このうち資金需要の多いインフラ・環境分野に600億円を投じる計画を立てている。