「ほけんの窓口グループ」が2億2500万円の所得隠し(毎日)結局、顧客より収益主義だった
2014-04-01 21:31:02
来店型保険代理店を展開する「ほけんの窓口グループ」(東京都渋谷区)が東京国税局の税務調査を受け、2013年6月期までの7年間で約2億2500万円の所得隠しを指摘されたことが分かった。
子会社の外商型保険代理店「ライフプラザパートナーズ(LPP)」(同)への販売奨励金が資金援助と判断されたほか、従業員の人件費の一部に費用性が認められなかったという。
経理ミスを含むLPPも合わせた申告漏れ総額は約9億9000万円。重加算税を含めた法人税の追徴額は約3億円とみられる。ほけんの窓口グループの広報室は「国税局の見解を尊重し、修正申告することとした」とコメントした。
関係者によると、同社は、税務上損金扱いとなる販売奨励金の名目でLPPに資金を支出したが、売り上げとは無関係で、一定額以上は損金不算入となる「寄付金」にあたると認定されたとみられる。また、海外進出で米国の現地法人が支払うべき人件費を親会社が負担していたことも判明。販売奨励金と同様に寄付金と指摘された模様だ。【太田誠一】
http://mainichi.jp/select/news/20140401k0000e040218000c.html
子会社の外商型保険代理店「ライフプラザパートナーズ(LPP)」(同)への販売奨励金が資金援助と判断されたほか、従業員の人件費の一部に費用性が認められなかったという。
経理ミスを含むLPPも合わせた申告漏れ総額は約9億9000万円。重加算税を含めた法人税の追徴額は約3億円とみられる。ほけんの窓口グループの広報室は「国税局の見解を尊重し、修正申告することとした」とコメントした。
関係者によると、同社は、税務上損金扱いとなる販売奨励金の名目でLPPに資金を支出したが、売り上げとは無関係で、一定額以上は損金不算入となる「寄付金」にあたると認定されたとみられる。また、海外進出で米国の現地法人が支払うべき人件費を親会社が負担していたことも判明。販売奨励金と同様に寄付金と指摘された模様だ。【太田誠一】
http://mainichi.jp/select/news/20140401k0000e040218000c.html