T&Dグループ ESG評価の日本株私募ファンド20億円立ち上げ 独自のリサーチでTOPIX上回るパフォーマンス目指す(RIEF)
2015-08-03 15:23:13
T&D保険グループは、傘下の太陽生命、大同生命がそれぞれ10億円ずつ拠出し、T&Dアセットマネジメントが運用する形の私募ファンド「T&D日本株式ESGリサーチファンド」を設定した。
同ファンドは国内上場企業を対象都市、企業価値を財務評価だけでなく、独自の環境、社会、ガバナンス(ESG)を評価するリサーチに基づいて選別、投資ポートフォリオを組むもの。軸になるESGリサーチは①ビジネスモデル評価で、対象企業の事業サステナビリティと成長性を評価する②ステークホルダー・リレーションシップ評価③ガバナンス評価ーーの③方向から行う。
また必要に応じて投資対象企業へのエンゲージメント(対話活動)も行うという。ESGリサーチによるESG評価に加えて個別銘柄のレイティングも加味する。中長期的にはTOPIXを上回るパフォーマンスを目指す。ポートフォリオ銘柄は50~60銘柄になる見通し。
同ファンドの運用パフォーマンスを踏まえて、年金基金等への販売拡大も検討していくという。
http://www.td-holdings.co.jp/news/file/2176/1/h_270728.pdf