HOME11.CSR |日本生命、病児保育支援へNPOフローレンスに1000万円寄付(各紙) |

日本生命、病児保育支援へNPOフローレンスに1000万円寄付(各紙)

2015-08-10 09:34:53

frorenceキャプチャ

 各紙の報道によると、日本生命保険は病気の子どもを預かる病児保育事業を行うNPO法人フローレンス(東京・千代田)に対し、事業資金として1000万円を寄付した。

 

  保育所不足が問題化しているが、保育所に入園しても、子どもが37.5度以上の熱を出すと預かってくれない場合が少なくないという。幼児を抱えるお母さんにとって、こうした病児保育の場が増えることは、仕事と子育ての両立に欠かせない。

 

 日本生命は営業職員を中心に従業員の9割が女性。子育て中の女性職員らから、病児保育の充実を望む声が出ていた。また、企業の社会的責任(CSR)としても、社会的支援の手が届きにくい病児保育を支えて、女性が働きやすい環境を整える活動の必要性を判断した。

 

 フローレンスは医師との提携、ネットでの申し込み等の病児保育システムを展開している。また障害児保育を受け入れる施設運営もしている。日生はフローレンスの活動を同社が設けている寄付制度を利用して支援するとともに、病児保育についての社会的理解の普及を図りたいとしている。

 

 病児保育は病院などに併設される施設型と、専門スタッフが自宅を訪れる訪問型がある。

 

http://www.nissay.co.jp/