損保大手のMS&ADインシュアランス グループ は、同社として初の統合報告書を公表した。英国の国際統合報告評議会（IIRC）のフレームワークに準拠し、グループの「価値創造ストーリー」として、社会的課題からの多様なリスクの影響を小さくし、経済的な影響を高める商品・サービスの提供、を打ち出している。

 

　損MS&ADがディスクロージャー情報と、CSR報告書を一体化した統合報告書を作成したのは今回が初めて。統合報告書の位置づけについては、グループの目指す持続的な成長と価値創造に向けたさまざまな取り組みについて、各ステークホルダーにわかりやすく伝えることが目的、とした。

 

　総ページ数162ページで、業績等の財務情報のほか、企業価値創造を支える仕組みやＣＳＲ活動等の非……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン